2013年2月18日月曜日

WixページをWebmaster Toolsに登録する方法

WixでつくったウェブページをGoogleのウェブマスターツールに登録する方法です。

自分でウェブページを作成したことのある方は、SEOや数値管理のためにグーグルのウェブマスターツールを使っていることも多いかと思います。

Webmaster toolsは管理するサイトを追加(サイトの所有権を確認)するときに、HTMLファイルをアップロードしたり、タグを埋め込んだりする方法が一般的ですが、WixはHTMLを直接編集することができないのでそれらの方法が取れません。

それでもご安心ください。
Wixで作ったページをウェブマスターツールに追加する方法はちゃんとあります。
Wixのヘルプで調べても日本語のページがなかったりでちょっとわかりにくいので、以下に具体的にやり方を解説します。

なお、このエントリを検索してきた方は、ウェブマスターツールの基本的な使い方はすでにご存知だと思うので詳しくは書きません。ご了承ください。

1.Google Webmaster Toolsで「サイトを追加」する
WixでつくったページのURLを入力して「サイトを追加」をクリック

2.所有者確認
「おすすめの方法」はできないので「別の方法」のタブを選ぶ

3.確認方法
複数ある確認方法のうち「ドメイン名プロバイダ」を選ぶ
「ドメイン名プロバイダ」を選択すると、"TXTレコードをDNS設定に追加しろ"という趣旨のメッセージとともに下の様なコードが表示されるので、これをコピーします。

例: google-site-verification=hogehogexxxxxxxxxxxxxxxxx....

ここまでがGoogleウェブマスターツール側での事前作業です。
なお、まだ「確認」が残っていますので、ページは閉じないで残しておきます。

そして、次からはWix側の作業。

4.Wixにログイン

5.マイアカウントから「ドメイン」を選択

6.マイドメインの中から、追加したいURLの「管理」をクリック

7.ドメインレコードの「管理」をクリック

8.TXT(テキスト)欄の「新しいTXTレコードの追加」をクリック

9.TXT値に3でコピーしたTXTレコードを張りつけて、「追加」
注意:この時、TXT名には何も入れないで下さい!TXT名は空白にしておかなければなりません。

ここまでがWixでの作業です。

次はまた、閉じないでおいたGoogleウェブマスターツールに戻ります。

10.「確認」をクリック
エラーがでなければ、完了です。お疲れさまでした。

すぐにはデータは取れないので、翌日以降再訪して確認してください。

※【おしらせ】この記事はフジヤマワークスコーポレートサイトのブログにも内容をアップデートして転載しました。よろしければそちらもお読みください。



2013年2月15日金曜日

Googleの検索窓で計算する

Googleの検索窓で計算ができます。

この話は結構有名だったりしますが、知らない方もいるかもしれないので、ちょとだけご紹介します。

計算の仕方は簡単。
検索窓に、計算式を入れてエンターを押すだけ。
これで答えが検索結果として表示されます。

数字は半角でも全角でも計算できます。
数式記号も、例えば割り算を「30わる4」と全角どころか記号ですらなく文章で書いてもちゃんと計算してくれます。
ルートも記号を出さずに「ルート3」で出してくれます。
なぜか英語の場合は「root3」っていれても計算できないのですが…^^

ところで、以前は答えが出るだけだったのですが、最近では答えと一緒に関数電卓が表示されるようになっています。
これでちょっと面倒くさい計算も簡単にできるようになりました。

電話で数量や金額の話をしているときなんかに、電卓を探すのに手間取ることがありますが、これなら探さなくてもパパっと計算できるので、あわてふためいてコーヒーをこぼす事がなくなりますね。

2013年2月12日火曜日

Facebook Developersから「緊急修正」のお知らせが来たら


少し前ですが、Facebook Developersから

「February 2013 Breaking Changes XXXX(アプリ名)を2013年2月6日までに更新する必要があります」

という緊急修正のお知らせをもらったFacebookアプリの開発者が多いかと思います。

メッセージが来た方は、既に対応済みと思いますが、もしかしたらそのまま放置している方もいるかもしれないのと、このあと3月と4月にも同じメッセージがくると思われますので、念のため対応の仕方をここに書いておきます。

メッセージの中身には

February 2013 Breaking Changes 緊急修正 ○時間前

あなたのアプリ「XXXXXXXX」は、February 2013 Breaking Changesのために更新する必要があります。
アプリが対応したならば、アプリダッシュボードの詳細設定セクションの移行設定を「有効」にしてください。

というような内容が記されていました。


"February 2013 Breaking Changes"というのは、大雑把にいうと、今後Facebookが実施するプライバシーに配慮したユーザー情報へのアクセスルールの改正や、それにともなうAPIの変更やを機能を廃止する"Breaking Changes"の予定のことです。


前回来たのはそのうちの2月実施分のお知らせです。


これは3回に分けて行われる予定で、このあと

March 6, 2013

April 3, 2013


にも予定されています。

※詳細はFacebook Developer Roadmap をご確認ください。


Roadmapに書かれている改修に該当する機能を実装していると、その日以降エラーがでるので、修正対応しましょう。

さて、メッセージに対する対応ですが、放置したり正しい設定をしなかったりすると、いつまでたってもアラートが出続けることになります。

以下が、対応方法です。

まず前提として、Breaking Changesの変更に該当する機能があれば、修正対応をしてください。

アプリ側の対応が完了したら、Developersの設定>詳細設定に行き

ページ中程の「移行」の欄にある該当するBraking Changes のラジオボタンを「有効」に変更して、「変更を保存」します。









これでそれ以降アラートが出なくなります。

2013年2月7日木曜日

Wixに独自ドメインを接続する

【追記】この記事は内容をアップデートしてコポレートページに転載しました。よろしければ最新版の内容をそちらでご覧ください


無料でセンスのいいウェブページが作成できるWixですが、無料コースのままでは独自ドメインは使えません。
個人やポートフォリオとして使う分にはそれでも十分だと思いますが、会社のウェブページとして使うには、やはり独自ドメインで運用する必要があるでしょう。

Wixと独自ドメインを接続する方法は実に簡単です。

私はドメインをお名前.comで取得し管理していますので、以下はお名前.comを例にして説明します。

独自ドメインを使えるようにするのは、まずWixをプレミアムプランにアップグレードする必要があります。
Wixのサイトにいき、マイアカウントから独自ドメインを接続したいページを選び、アップグレードしてください。

アップグレードがすんだら、マイアカウントのプレミアム管理項目から「ドメイン」を選択します。
このとき、もしまだ独自ドメインを持っていなければ、そのままWixから購入することもできます。

独自ドメインをすでに持っている場合は、そのすぐ下にある「ドメインをすでにお持ちですか?」のリンクをクリックします。

開いたページのうち「手順1 Wixでセットアップ」のほうのタブで、テキストボックスにお持ちの独自ドメインを入力します。

この時Wixで複数プレミアムページを持っていると、入力したドメインをどのページに接続するか選択肢が出てきますので、接続したい方のラジオボタンをチェックして、「次へ」を押します。

これで、Wix側の設定は完了です。
※「どこでドメインを購入なさいましたか?」と出てきますが、現在のところ日本のレジストラには対応していません。

しかしここまででは、まだ独自ドメインの接続は完了ではありません。注意してください。
次にお名前.com側でDNSの設定を変更しなければ、独自ドメインの接続をあらたにWixに振り向けることはできません。

お名前.comにログインし、ドメインNAVIからネームサーバーの変更をします。

ネームサーバー1を NS1.WIX.COM に変更
ネームサーバー2を NS2.WIX.COM に変更

これで更新すれば、DNSの設定も完了し、早ければ数十分後、長くても二日以内には、独自ドメインでの接続が、現行のサイトからWixで作成したサイトへと向くようになるでしょう。72時間経過しても切り替わらない場合には設定ミスが疑われますので調査して正しく修正しましょう。

この時心配になるのが、メールも同じドメインで管理している場合、メールサーバーへの接続振り分けをどうするかということ。
上記のネームサーバーの変更により、独自ドメイン宛の通信は一旦すべてWix側に来ることになります。しかしWIxにはメールサーバーの機能がありません。

そこで、Eメールに関しては別途メールサーバーに転送するという設定が必要になります。

私もここのところが心配でいろいろ調べたのですが、結論としてはGmail(Google Apps)を使っている場合はこれも簡単に設定できます。※詳細は後日別途エントリを書く予定です。


独自ドメインのメールサーバーとしてGメールを使っている場合は、ドメイン管理のMXレコードの項目で「Google Apps」を選択するだけ。他に面倒な設定は要りません。

ただし選択できるメールプロバイダのうち日本で使えるのは今のところGoogleだけみたいです。
サポートには問い合せの過程で「日本のプロバイダも増やしてくれ」と要望を出しておきましたが、現状Google以外のメールサーバーを使っている場合には別途各レコードの設定を手動でする必要があります。
詳細はお使いのレジストラやプロバイダにお問い合わせください。またWixのFAQやサポートで必要な対応をお調べください。

なお、私は念のため、もともとお名前.comでGoogle Appsを使う為にしていたMX, TXT, CNAMEなどの各種設定も、そのまま残しておきました。


Logicool Z120

購入したのはちょっと前なのですが、ブログを書くのを忘れていたので改めてエントリします。

最近は音楽を聴くにもコンポにCDをかけるのではなく、パソコンでiTunesから聴く事が多くなったので、デスクで使うパソコン用アクティブスピーカーでちょっと音のいいのを探していました。

そしていろいろ調べて購入した商品が異常に良かったので、紹介しちゃいます。

その商品とは、ロジクールのステレオスピーカー Z120BW です。

以前はデスクトップを買った時についてきた安物のパソコン用の汎用品スピーカーを使っていたのですが、気が付くといろんなガジェットで机の上がACアダプタだらけになり、スイッチの入切も面倒くさくなってきたので、バスパワー対応で評判の良さそうなのをネットで調べたところ、評判が良さそうなこれをAmazonで購入した次第です。

これ私が購入したときは、なんとアマゾンで780円でした!

今はあまりにも評判がいいので価格が高止まりしてますが、それでも元々がお買い得金額なので、今でも非常にお手頃な価格で購入できます。

書き込みの評判はサクラかよと思うくらい良いのですが、まあ値段が値段なので音楽を聞くのには正直期待していませんでした。

それがどうでしょう、到着して試してみたら、これがなんとも良い音ではないですか! 

最初は普通にセッティングして、やっぱ低音は物足りないし音像狭いし、筐体が小さいんだからまあこんなもんですよね、PC用だし値段的には十分良い音ですわ、くらいの感じだったのです正直言って。

が、その後価格comかなんかで上向きにセットしている写真とレビューを見て、どれどれと半信半疑で真似してみたら、なんとも劇的に音が変わったのですよ!

私はオーディオにはまったく詳しくないのですけど、無指向性スピーカー的な何かの効果なんでしょうか? 音が広がって実に奥行きある響きになったのです。

少々低音が足りないのは大きさからいって仕方が無いのですけど、余っているiPhoneケースで下駄をはかせたり、机の上に散乱しているコードを束にしてその上に置いたりして少し下に空間を作ってやったら、多少響きが良くなり更に良い音になりました。 

これが直径5cm程度のコーンで樹脂製の筐体だとはとても思えない非常に良い響きです。

さらに、自分のセッティングだと壁の直ぐ前に置いたので、筐体だけじゃなく壁面や天井もハウジング的に作用して良く聴こえるのかもしれません。
まあ理屈はわからんのですが、明らかに良い音です。

デスクで聴く分にはミニコンポ要らない、てか変なラジカセ(って今言わないか)買うよりよっぽど良いと思います。

なんたって安いし。

とにかくこれ激しくお勧めです。

製造中止で買えなくなる前に購入することをおすすめします。


2013年2月6日水曜日

WixをAmerican Expressカードで契約するときの注意点

Wixが日本でのマーケティングを本格化しているようです。

ちょっと前からFacebookの広告にもよく出てきているので、気にはなっていました。

他にもデザイナーやマークアップエンジニアじゃなくても、簡単にセンスのいいウェブページを作成できるサービスが、去年あたりからたくさん出てきて話題になっています。

私も自分でもっているサイトのデザインが素っ気なさ過ぎると感じており、去年の末くらいからリニューアルを考えていたので、この機会にそれらのサービスを実際に使ってみて、非エンジニアスタートアップの立場で自分なりに比べてみました。

比較はまた別の機会に整理して書いてみようと思いますが、何回かは今のところ自分でいろいろ試したうち、小規模な日本のスタートアップが最も使いやすいんじゃないかと思ったWixについて、自分の体験を交えて紹介します。

WixはHTMLの知識が無くても簡単にリッチなウェブサイトを作れるというサービスです。
以前はFlashサイトが簡単に構築できるというのを売りにしていたようですが、Flashが流行らなくなった昨今はHTML5に注力しているようです。
実際アニメーションなどの効果がかなり効いていて、知らない人が見たらちゃんとしたプロのウェブデザイナーがコードを書いて構築したサイトだと思うでしょう。

まずは無料コースがあるので、お試しにどんなサイトがどれくらい簡単に作れるか試してみてから、気に入ったらプレミアム(有料)プランを契約することになります。
無料アカウントを作るのは非常に簡単でした。

さて、単にページを作るだけなら無料のままでも良いのですが、会社やアプリのウェブページとして使うなら、広告を外したりデータ解析をするために、プレミアムにするのが望ましいと思います。
プラン別の機能一覧はWiXのページでご確認ください

支払いにはクレジットカードが必要ですが、私はその際にAmerican Expressを使おうとしてハマってしまいました。

なお、支払い方法はクレジットカードしかありません。カードはVISA, AMEX, MASTER, JCB, DISCOVERが使えます。
支払い方法としてPayPalが使えないのは意外ですが、日本の場合PayPalよりクレジットカードの方が一般的だと思うので実質それほど問題にはならないでしょう。

プレミアムの申し込み手順ですが、マイページ上部のナビや、無料アカウントを作るとそこかしこに現れる"アップグレード"を促すリンクから"プレミアム"ページに移動し、そこで手続きをしていきます。

まずはクレジットカードの種類を選択し、現れたフォームにカード情報や氏名や住所など必要事項を記入していきます。

WiXプレミアムプラン購入画面

私は最初、カードの指定でAmerican Expressを選択したのですが、その結果何度やってもエラーになりました。
「そのカードは使えません。他のカードで試してね」というやつです。
まあAMEXとはいってもセゾンAMEXなんですが^^;

アメリカ本土で、ガソリンスタンドやデパートで日本のクレジットカードが使えなかった(店によっては日本で作ったカードだと伝えると何やら操作して使えるようになったりならなかったりする)ことを何度か経験しているので、それと同じ原因かなと思って一旦あきらめました。まあ日本語対応しているとはいえUSのサービスですし…

念のためセゾンアメックスのサポートに電話して聞いたところ、加盟店がどこの国で発行されたカードを通すかの判断は加盟店の自由なので、アメリカの会社がアメリカ以外で発行されたカードを通さないとかはたまにあることらしいです。

それで最初にアップグレードしたページでは、AMEXを諦めて、VISAカード(これもSAISONのPARCOカード^^;)で申し込みし直しです。そうしたらすんなり通ります。そんなこんなで「やっぱりAMEXだから厳しいのだなあ」と納得してしまったのです。

さて、最初のページをアップグレードして数日間、独自ドメインの接続やメールの転送やDNSの切り替えなんかを確認し、問題なく使えそうなことを確認してから、メインとする予定のページもアップグレードすることにしました。

この時、なぜかふと思いついて、一度は諦めたAmerican Expressで、名前や住所を英語表記(つまりアルファベット)で入れてみたところ、、、なんとあっさり通っちゃいました。

上記の入力フォームを見て頂ければわかりますが、項目の表示が「名前」「名字」「住所」と漢字になっているので、てっきり日本語(漢字)に対応しているんだと思い込んでいたのです。
それでアメリカンエキスプレスカードでも各種情報を漢字で入力してしまい、DBとの整合性がとれずにエラーになったのだと推測されます。

理由は発行国ではなく、必要事項の入力が英語かどうかだったんです。
まさにアメリカンな理由w

あれ、そういえばVISAは日本語でも普通に通りましたね?

ということは、思うに、VISAは日本で発行していれば日本にDBがあってそっちに照会掛けているから日本語でも通るけど、AMEXの場合はどこで発行していようともDBは本国のみで集中管理している、みたいなことなんでしょうか。
そういえば昔外資で働いている時アメックスのコーポレートカードを使っていましたが、その明細はわざわざどっかの外国から完全英語のレターで来てました。使ってるのは埼玉とか静岡とかなのにw

ちょっと気にはなるので、機会があれば改めて調べてみたいと思います。

ということで、以上WixをAmerican Express Cardで契約する場合には、名前を日本語じゃなく英語にしないとエラーになるのでお気をつけください。の巻でした!

Wixに興味がでた方は、下記のバナーから案内ページに行けますので試してみてください。


2013年2月4日月曜日

りそなビジネスダイレクトはMacでは使えないという話

りそなのビジネスダイレクトを契約しましたが、Macで使えないということが判明したので、Mac使いの方々がこれ以上勘違いしないようにブログに書いておきます。

さて、インターネットバンキングの多くがWindowsやIEにしか対応していないことは前から知っています。例えば三井住友やみずほは、明確に対応環境にWindowsしか明記されていません。


そんななか、りそなビジネスダイレクトは、りそなビジネスダイレクト・近畿大阪ビジネスダイレクトにおけるOS・ブラウザの動作確認状況というページで、「証明書なし」の使用方法ではありますが、Mac OS X(10.6および10.7)がSafariとFirefoxで対応可になっています。

弊社は埼玉にオフィスがあるので、納税とか、今後の融資とかのことも考えて埼玉りそなをメイン口座としていますので、りそなのインターネットバンキングがMacで使えるのなら、それに越した事はありません。

という訳で「Macでも使える」ということをこの目で確認した上で、りそなビジネスダイレクトを申し込んだのです。

振込等の用事のついでに、まずは相談窓口で相談し、教えてもらいながらいろいろな資料を記入し利用申込をしました。
それから数日すると、手続き完了のお知らせという書類がオフィスに届きます。

そこに記載されている加入者番号とIDで、すぐ利用できるのかと思ったら、それではまだ全然使えませんでした。

使用開始するのは、りそなダイレクトにアクセスし、改めて、ログインID、ログインパスワード、確認用パスワードを取得しなければいけません。いったいなんやねん。

それでもセキュリティがしっかりしてるんだと自分を納得させ、我慢して登録します。
用語がなんだか良くわからなかったり、おそろしくUXを無視した非人間的インターフェイスですが、それもこれもセキュリティの為です、たぶん。
なんとかこなし、これでやっと「サービス開始登録」が完了です。ふう。

でもこれで『完了』では、まだ全然なかったのです。

「開始登録」ができたのですから、さあ次こそログインだ!と思って、ログインページに行きます。
するとここで、「電子証明書をご利用でないお客様」と「電子証明書をご利用のお客様」と、二つのログイン方法とボタンが示されます。

こちらは事前にMacでは電子証明書に対応していないことは確認済みですので、華麗に「電子証明書をご利用でないお客様」を選びます。
そこで、先程取得したログインIDとログインパスワードを入力し「ログイン」ボタンを押します。

すると、なんということでしょう!「このブラウザは電子証明書に対応していません」とかなんとかいわれて、ログインできないではありませんか!

仕方がないので、電子証明書取得を試しますが、当然の様にエラーで取得できません。

という訳で、りそなのサポートに電話しました。以下は再現です。

私:「Macなんですけど"電子証明書をご利用でないお客様"からログインをしようとしてるのに、電子証明書を求められて結局ログインできません」

り:「電子証明書がないと利用できません」

私:「Macはりそなの電子証明書に対応していませんよね?」

り:「はい」

私:「利用環境では、電子証明書なしなら対応可能になってますけど」

り:「はい」

私:「でも、そっちにも証明書がないからってログイン拒否されるんですが」

り:「新規のお客様は電子証明書でのログインしかできなくなりました」

私:「でも、Macでは電子証明書取得できないんですよね?」

り:「はい」

私:「じゃあ、Macユーザーはどうすれば使えるんですか?」

り:「Windows機をご用意ください」
   。 。
  / / ポーン!
( Д )

私:「…えっ! …じゃ、じゃあMacは対応環境じゃないじゃないですか」

り:「新規のご利用はできません」

私:「え?じゃあ『電子証明書をご利用でないお客様』って何のためにあるんですか?」

り:「過去電子証明書なしの頃に契約したお客様用です」

私:「ということは、新規ではMacは絶対使えないってことですか?」

り:「はい」

私:「対応表の意味ないじゃん・・・・」

ということで、まとめると、りそなビジネスダイレクトはMac OS Xでも動くけど、Windowsでしか取得できない電子証明書がないとログインできないので、実質的にMacでは使えません、ということです。

おそらく電子証明書必須になる以前(平成24年6月?)に登録したIDだと、Macでも使えるのでしょうが、そんなことどこにも書いていないんですよねえ。
窓口でも一切そういうご案内や確認はありませんでした。

サポートの方には、分かりにくいし不親切なので、その辺ちゃんと明確に書いといてください、ということは伝えておきました。

しかし、Macに対応させるくらい大手銀行さんからしたら大した手間ではないと思うんだけど、マイノリティだからと軽んじられているんでしょうかね。それとも大手ソフトハウスさんが対応に掛かるコストを数十億単位で見積もってるのかな?
もはやMacって1割くらいはいると思うんだけどなあ。

例えば、IT系のスタートアップが割と使いがちだと思われる新生銀行の新生パワーダイレクト楽天銀行なんかはMac対応しているので、銀行でいくらセキュリティが厳しいからって、技術的予算的に無理ってことは無いと思うんですよね。
というか、ゆうちょ銀行もよくある質問で探ったら何げに対応してるんですね、知らんかった。

ついでにいうと、個人でもりそなの口座を持っていて、自宅のMacでインターネットバンキングも普通にできているので、まさか法人になると使えないなんてことは、今回のことがあるまで思ってもみませんでした。
細かいところまで調べて確認してみないと、わからないものですね。

仕方が無いので、今はオフィスの外からWindows XP機を持ってきて必要なときだけ使ってます…

はぁ