2012年8月4日土曜日

インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針

オライリー本ですが、内容的にはテクニックの解説等技術者向けっぽいところはほとんどなく、もっと根源的な人の心理にフォーカスして、こういうこと押さえて設計しろよという指南書です。
どちらかというとビジネス書に近いかも。


タイトル通り100の短い章に分かれていて、一つ一つは簡潔にまとめられています。
決してすべてが新しい話ではなく、ユーザー心理やUXを学んでいる人には既知のものも少なくないですが、そういうものでも新たな解釈があったりここでそこにつながるかという発見があったりで、飽きずに読み進められます。

UXとか小難しくいわずに、ユーザー目線を考える上で参考になる入門書として、デザイナーだけでなくディレクターやエンジニアにも読ませたい内容です。特に新人には読み易くていい本だと思います。


もっといえばすべての客商売やってる人が読んでいい本だと思います。

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